自己紹介
徳島県・旧木頭村生まれ。1994年、携帯電話販売業で学生創業し、1996年に会社を設立しました。 当初はビジネスや経営について何も知らないまま、ただ自分たちのやりたいことに情熱を注いでいました。幾多もの成功や失敗から学び、経営に取り込んでいくうちに、気づけば会社設立から18年で東証マザーズに上場、その3年後の設立20年で、ようやく現在の東証プライムである東証一部上場を果たすことができました。 もちろん、東京での成功や上場は大きな成果ですが、この30年間メディアドゥをここまで成長させることができたのは、地域の方々の支えがあったからだと改めて実感しています。特に故郷の人々が改良に尽力して生み出されたブランドゆず「木頭ゆず」を取引先にお届けし続ける中で、地域との絆を深めながら、ビジネスの文脈に留まらない私たちの人間性を伝え、多方面の信頼関係が次第に広がっていきました。それが、私たちの成長を支える大きな力となったのです。 だからこそ、東京で得た経験や学びを、少しでも地域に還元したいと考えています。たとえば、コンビニが一軒もない村にあえて“世界一美しいコンビニ”を建築する「未来コンビニ」のプロジェクトでは、世界のデザインアワード11冠を獲得し、わずか3年間で27万人もの方々に来ていただき、私たちの活動が多くの人々に届いたことを実感しました。さらに「起業家が起業家を生み育てる」をコンセプトに、地方の起業家が視座を高めながら成長でき、地方の魅力や課題が集まるプラットフォームを生み出していく起業家支援事業では、今やその活動が15府県に広がり、多くの地域で変革を起こし始めています。
この社長のポジション
ビジョン詳細
メディアドゥは、「著作物のデジタル流通」を事業コンセプトとして、著作物の健全な創造サイクルを実現し、「ひとつでも多くのコンテンツをひとりでも多くの人に届ける」ことを目指しております。 この理念に向かって更に邁進していくために、メディアドゥがこれまで築き上げてきた事業インフラ、ノウハウや経験、企業カルチャーを土台としながら、“人としての成長と可能性”を最大限に引き出せる新しい組織を、そして社員一人ひとりが自立し、自己の成長を実感し、自らの可能性を感じながら、率先してチャレンジできる環境を創造していきたいと考えています。
企業情報

メディアドゥは主に電子書籍取次の事業を展開する会社です。出版社から受け取ったコンテンツを自社システムに登録し、セキュリティを整えながら、さまざまな電子書店に配信するプラットフォームを提供しています。 さらに、メディアドゥは新たな収益の柱を創出しようとしています。具体的には、インプリント事業や国際事業、IP・ソリューション事業、そしてFanTop事業といった新しい挑戦に力を入れています。 https://mediado.jp/business/ 今回の募集ポジションに関連する地方創生事業については、徳島で進行中のプロジェクトで、地元の金融機関やメディアと連携し「徳島イノベーションベース(TIB)」を立ち上げました。この取組みは全国15府県に広がり、2023年にはそのネットワークを繋げる「xIB JAPAN」を設立。また、徳島県初の男子プロバスケットボールクラブ「徳島ガンバロウズ」を立ち上げ、初年度には18クラブ中最終4位という輝かしい成績を収め、地域の人々に愛されています。
主力サービス
FanTopはメディアドゥが自社開発、運営するNFTサービスで、NFTテクノロジーを活用し、入手したさまざまなデジタルコンテンツの鑑賞・出品(売買)・トレードを楽しめる事が可能でデジタル上でもリアルの世界と同様に、デジタルコンテンツに“個数”の概念を持たせ、資産的な価値を担保し保有することができるDCA®(Digital Content Asset)の実現をミッションとしています。 本事業では、出版業界との共創により全国の書店で流通する紙の出版物にNFTのコンテンツを付けた「NFTデジタル特典付き出版物」を流通するといったユニークな取り組みを推進しています。 これにより、ユーザーに新しい読書体験を提供するとともに本の価値を拡張し、紙の出版物の売り伸ばしへの貢献に取り組んできました。 本物のデジタルコンテンツだけを扱い、ファンやクリエイター、関係する全てのステークホルダーが健全に活用できる「NFTコンテンツプラットフォーム」を目指しています。